土木デザイン設計競技 景観開花。2014

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株式会社 復建エンジニヤリング

“技術と信用”という社是が私たちの活動の原点です。当社は昭和21年6月に創業し、これまでに新幹線、高速道路、地下鉄、各鉄道網など、交通系施設整備に強みを持つ総合建設コンサルタントとして我国の社会資本整備に努めてまいりました。

今後も「建設技術によって、公共・公益のため、社会・文化の進展に末永く貢献する」という創業時の理念の下、社是でもあります“技術と信用”を十二分に活かし、仕事を通して社会の安心・安全作りに貢献してまいります。

京浜急行本線及び同空港線(京急蒲田駅付近)連続立体交差事業

本件は、住宅密集地であることによる用地制約や、列車運行時間による時間的制約の中で、直接高架施工等の技術によって、列車運休を発生させることなく京急本線の平和島駅から六郷土手駅間(約4.7km)と、同空港線の京急蒲田駅から大鳥居駅間(約1.3km)を連続的に高架化したものである。これにより、踏切28か所が除却され、成田・羽田間、横浜・羽田間の空港アクセスが大幅に改善されたものである。(株)復建エンジニヤリングは、標記事業の計画、設計、施工管理業務に携わった。

連続立体交差事業は「東京都が事業主体」となり、「道路整備」の一環として施工する都市計画事業です。

京急蒲田駅付近連続立体交差 放射19号橋梁

上記京急蒲田駅付近連続立体交差事業において、京急蒲田駅から空港線へ向かう国道15号を跨ぐ「放射19号橋梁」では、京急蒲田駅の配線計画は3階下り線・2階上り線の重層構造を採用していることから、R=100mの急曲線で且つ、橋長約95mの長スパン桁を上下2層に配置する必要があった。このため、橋梁構造は、曲線合成桁を上下2層に配置する構造とした。鉄道橋では前例のない構造であったため地震時安定性の確保や、また立体交差する国道15号の通行に支障のない計画となるよう配慮した。